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任意接種

B型肝炎ワクチン

不活化ワクチンで、B型肝炎は世界で初めてのがん予防ワクチンです。

B型肝炎とは・・・お母さんがキャリア(血液中に大量の感染ウイルスを持っている人)の場合は、高率に新生児に感染します。

B型肝炎抗原陽性の血液の輸血や陽性の人との性行為などで高頻度に感染するウイルス性疾患です。感染すると慢性肝炎にかかり、肝硬変、肝臓がんへと進行する人もあります。

その他にも様々な感染の機会があります。血液や体液との接触や途上国などでの消毒不十分な医療器具による感染も起こり得ますから、すべての人が子どものうちからワクチンを接種して予防を心がけておくことは大切です。海外では、すべての乳児に本ワクチンの接種を行っている国も多いです。

接種時期

対象者① 母子感染防止の対象者、B型肝炎抗原陽性の母親から生まれたお子さん(必須)。

生後48時間以内にHBIG(B型肝炎免疫グロブリン)を注射。生後2カ月目にHBIGとHBワクチン(B型肝炎ワクチン)を注射。生後3か月目、生後5か月目にそれぞれHBワクチンを注射。

対象者② キャリアからの感染の危険性が高い人、長期海外生活をする人(外国では日本よりキャリアの人が多いため)。

※3回の注射(1回目から1か月後に2回目、その後5~6か月後に3回目)

副反応

問題となるような副反応の頻度はきわめて低いです。

 

ロタウイルス胃腸炎ワクチン

ロタウイルスの病原性を弱めてつくられた経口生ワクチンで、甘いシロップ状に仕上げてあります。ワクチンは、チューブ式の小さな容器に1回分が入っていて、それを赤ちゃんに飲ませて接種します。

ロタウイルスワクチンは2種類あります。どちらか1種類を接種します。

ロタウイルス感染症(ロタウイルス胃腸炎)とは・・・ロタウイルスは乳幼児に多く起こる感染性胃腸炎の原因となるウイルスの1つです。ロタウイルスには多くの種類(型)があり、5歳頃までに少なくとも1回以上は感染を経験するといわれており、特に重症化しやすいのは生後6カ月から2歳までの乳幼児です。毎年冬から初春にかけてロタウイルスによる感染性胃腸炎の流行がみられ、感染すると2~4日の潜伏期間を経て発症します。嘔吐、水のような下痢を繰り返すのが特徴的な症状で、発熱を伴うことも多くみられます。通常これらの症状は1週間程度で治りますが、嘔吐と下痢により体の水分が失われ、脱水症状が続いたり、けいれん、まれに急性脳炎・脳症などの合併症が起こることがあります。

感染経路は主に、便の中に出てきたロタウイルスが手などを通じて口に入ることにより糞口感染といわれています。強い感染力を持ち、わずかなウイルスで感染し、体外の環境にも強いため、ロタウイルスに汚染された水や食べ物を口にしたり、おもちゃをしゃぶったりするだけでも感染します。そのため、日本では総患者数が年間約80万人に及び、患者の15人に1人が入院していると推定されます。

ロタウイルス胃腸炎になると、原因となるウイルスに対する薬剤がないため対症療法(症状をやわらげる)しかありません。何度か感染することで免疫がつきますが、ワクチン接種により免疫をつけることでロタウイルス胃腸炎を予防することができます。

※体質などにより、なかには効果がみとめられない人や接種できない人もいます。

接種時期

【2回接種ワクチン】生後6週から開始し、4週間以上の間隔をおいて24週までに2回接種します。

【3回接種ワクチン】生後6週から開始し、4週間以上の間隔をおいて32週までに3回接種します。

※なおロタウイルスワクチンは、どちらのワクチンも初回接種を生後14週6日までに行うことが推奨されています。

副反応

世界中で接種や調査が行われ、安全性の高いワクチンです。かつてのワクチンで問題となった胃重積については、市販後も調査が継続されます。

いらいらする、怒りっぽいなど周囲の刺激に対して反応しやすくなる(ぐずりなどの易刺激性)、下痢、咳や鼻汁が出るなどの副反応が報告されています。

※決められた期間内に接種を完了しましょう。

 

インフルエンザワクチン

インフルエンザウイルスの病原性をなくしてつくられた不活化ワクチンで、皮下に注射します。

インフルエンザ感染症とは・・・インフルエンザウイルスの感染により、高熱、鼻水、せき、全身倦怠感などの症状が出ます。A/H1N1型、A/H3N2型、B型のウイルスは毎年少しずつ変異し、流行を引き起こします。

新型インフルエンザ(A/H1N1)は2011年4月1日から通常の季節性インフルエンザに変わりました。

接種時期

生後6か月から可能ですが、お子さんに接種するかどうかは、かかりつけの医師とご相談ください。なお、呼吸器系、心臓血管系などの持病のある方や医療従事者等の方には特に接種をお勧めします。

13歳未満

およそ2~4週間の間隔で2回接種します。

13歳以上

1回、またはおよそ1~4週間の間隔で2回接種します。

※より強い免疫を得るためには4週間あけるといいでしょう。流行期前の10~12月に接種することをおすすめします。

副反応

・注射部位が赤く腫れたり、発熱、頭痛などの副反応がみられることがあります。

・インフルエンザワクチンには、ごく微量の卵の成分が含まれています。強い卵アレルギーの方は、かかりつけの医師にご相談ください。

 

おたふくかぜワクチン

ウイルスの病原性を弱めてつくられた生ワクチンで、皮下に注射します。

おたふくかぜとは・・・おたふくかぜの主な症状は、耳の下、頬の後ろ側、あごの下など耳下腺部または顎下腺部の腫れです。両側が腫れることが多いですが、片方だけのこともあります。合併症としてまれに、脳炎、無菌性髄膜炎、治らない難聴を引き起こすことがあります。思春期および成人男性がかかると睾丸炎を起こすこともあります。

おたふくかぜの約3分の1は症状が出ない(不顕性感染)といわれています。

接種時期

1歳を過ぎたら、年齢と関係なく接種を受けることができます。かかりやすい年齢は4~5歳ですが、保育園、幼稚園などの集団生活に入る前には接種をするのがよいでしょう。

副反応

・注射部位が腫れたり、赤くなったりすることがありますが、通常2~3日で治ります。

・接種から2~3週間後に、軽いおたふくかぜのような症状がみられることがありますが、通常数日で治ります。

・接種から3週間前後に、まれに無菌性髄膜炎が発生することもありますが、通常経過はよく、後遺症を残さず治ります。

 

水痘(水ぼうそう)ワクチン

水痘・帯状疱疹ウイルスの病原性を弱めてつくられた生ワクチンで、皮下に注射します。

水痘(水ぼうそう)とは・・・水痘・帯状疱疹ウイルスが原因の感染症です。初感染では、発熱とともに全身に水疱性の発疹が出ます。発しんが出てから2日以内に抗ウイルス薬を服用すれば、水痘の症状を軽くすることができるとされています。

水痘が治ったあとも、このウイルスは長く体内に存在し、何かのきっかけで免疫力が低下すると帯状疱疹となって現れます。

水痘は普通に子どもがかかったとき、合併症はまれですが、経過は軽い人から重い人(重症の発疹や脳炎などの合併症)まであります。白血病や悪性腫瘍、大量のステロイドホルモンを使用しているお子さんなどは免疫機能が低下しているため、症状が重くなります。

接種時期

1歳を過ぎたら接種できます。低年齢児で流行するので、保育所や幼稚園などの集団生活に入る前の早いうちに接種するのがよいでしょう。

副反応

・注射部位が腫れたり、赤くなったり、しこりができることがあります。

・接種後1~3週間後に、発しんや発熱があらわれることがありますが、通常数日で治ります。

・白血病などのお子さんでは、軽い発疹や発熱がみられることがあります。また、接種には一定の条件があります。

・接種を受けても約20%は後に水痘にかかることもありますが、その症状は軽症で水疱も目立たず、あとも残りません。接種しても約1~2%には、他のワクチン同様免疫ができない場合も考えられます。その場合は普通の水痘にかかります。

 

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